新型トヨタクラウン・クラウンセダンはトミカになる?ならない?2023年1月号

トヨタ自動車が2022年7月に発表した4種類の新型クラウンシリーズ。第1弾はクロスオーバーでした。第2弾はどうなるかわかりませんが、4種類の中には今までのクラウンを継承する「クラウン セダン」の姿がありました。クラウン セダンは2023年発売予定です。

クラウン セダンという名称は、前から使われていました。先代モデルはX80型マークⅡをベースにしたクラウンコンフォートの兄弟車で、個人向けというよりかは、法人向けでタクシーのベース車に使われることが多い車でした。2017年でその歴史は幕を閉じたかと思われましたが、まさかの復活、クラウン直系シリーズに復帰です。

新型クラウンセダンは日本国内はもちろん、グローバルで展開される車です。2022年12月には中国の広州モーターショーで海外初公開されました。今までのクラウンは全幅が日本で使いやすいように1,800mmに抑えられていましたが、海外勢との戦いになるので、大きな車になることは間違いありません。また、現在のトミカのラグジュアリーセダンのラインナップはクラウン(220系)とクラウンアスリート(210系)なので、車が大きくなろうが小さくなろうが、ライバルは過去の自分なので、どうってことはなさそうです。

鍵を握るのは、クロスオーバーがトミカ化されるかされないか。新型クラウンクロスオーバーがトミカ化されると少し絶望的にはなるでしょう。ですが、クラウンクロスオーバーがクラウンアスリートの枠に入れ替わった場合、まだ希望はあります。クラウンアスリートはクラウンのトミカであることは間違いないのですが、ピンククラウンなんです。なので、インパクト要素もあるので、これと同じくクラウンとしてインパクトを与えられるのはクラウンクロスオーバーしかいないでしょう。そうなると正統なセダン枠の220系クラウンのポジションにクラウンセダンが組み込まれる可能性は大いにあり得るでしょう。可能性としてはこの流れであれば、非常に高そうです。今後、期待をして良い1台でしょう。













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