BYD K9はトミカになる?ならない?2023年1月号

BYDは中国の会社で、漢字では比亜迪と書きます。自動車とリチウムイオン電池の2大事業を展開していて、2022年12月時点でリチウムイオン電池メーカーとして世界3位、携帯電話向けリチウムイオン電池メーカーとしては世界1位の会社です。そんなBYDから電気バスが日本向けに販売されています。

岩手県交通で活躍中のBYD K9

航続可能距離は250kmで、それ以上走ることもできるそうです。日産自動車のコンパクト電気自動車のリーフは、350km〜550kmですからそれを踏まえると圧倒的な航続距離ではないでしょうか。

沖縄シップスエージェンシーで活躍中のBYD K9

既に国内でも多くのバス事業者が導入しており、プリンセスライン(京都府)、沖縄シップスエージェンシー(沖縄県)、全日本空輸、岩手県交通(岩手県)、富士急行(山梨県)などなど、どんどん導入事例も増えています。ということは、これをトミカ化すれば、特注獲得の見込みも視野に入ってくると思われますが、上記の会社は特注トミカすら出したことなかったり、近年無縁だったり、、、と、あまり特注前提でトミカ化に踏み込めないでしょう。

全日本空輸(ANA)で活躍中のBYD K9

特注の見込める事業者がこのK9を導入したり、今以上にこのBYDの電気バスが注目されれば、トミカ化される可能性も高まると思います。今後に期待ですね。