マツダ教習車はトミカになる？ならない？2023年10月号
マツダが販売をする教習専用車「マツダ教習車」。
現行モデルは2019年にデビューをしました。ベースとなった車はMAZDA2セダン(デミオセダン)で、日本市場には導入されていないモデルです。
マツダが教習車に力を入れる理由は、初めてハンドルを握る車としてマツダブランドを体感してもらい、マツダのファン、ユーザーを増やそうとしているからです。それでわざわざ扱いやすい5ナンバー登録車両のMAZDA2セダンを、日本向けに仕様を変更し、さらには教習車に改造をしているわけです。
昨今の教習車を見てみると、マツダ教習車はもちろんのこと、トヨタカローラアクシオ(トヨタ教習車)、ホンダグレイスを採用しているところが多いですね。稀にプリウスや外国車を導入しているところもありますが。ホンダグレイスは生産終了となってしまったため、今後は5ナンバーセダン型教習車はマツダVSトヨタのガチンコ対決になるのでしょうか。
そんなマツダ教習車ですが、トミカになる可能性は低いと思われます。マツダ教習車をトミカ化したところで、教習車以外のバリエーションが見込めないのがネックでしょう。MAZDA2セダンという珍車故の悩みかと。
