JR東海・JR西日本 N700S系新幹線 (東海道・山陽新幹線仕様) はトミカになる?ならない?2022年12月号

2020年7月にデビューした東海道・山陽新幹線の最新型新幹線車両「N700S」。JR東海の単独開発で登場しました。700系とN700系新幹線はJR東海とJR西日本の共同開発で、JR東海の単独開発は300系新幹線以来となります。製造は日本車輌製造と日立製作所。

N700SのSは、「最高の」・「究極の」を意味する英語「Supreme」(スプリーム)から。決して「Shinkansen」(新幹線)、「Shingata」(新型)、「Saishin」(最新)、「Saiko」(最高)、「Shin-osaka」(新大阪)、「Shizuoka」(静岡)などではありません。新神戸はJR西日本ですもんね、、、はい。新横浜ではなく、ここではあえての静岡です。品川は忘れてました。

新幹線がなぜトミカに?? そう言われると謎ではありますが、ロングトミカで過去にたくさんの新幹線がトミカ化されました。N700Aはもちろん、ドクターイエローやJR東日本 E3系の山形新幹線用車両までもがトミカ化されたことがあります。現行のラインナップだと新幹線しゃりはなく、京阪電気鉄道のきかんしゃトーマスラッピングがあるくらいで、あとはトーマストミカの派生がラインナップされていますね。

なので、トミカのラインナップに新幹線車両があることはおかしいことではありません。東海道・山陽新幹線の車両が前回トミカ化されたのはN700Aです。2013年に登場しました。2015年にはリニア中央新幹線用の試験車であるL0系、2016年にはN700Aの金型を流用した九州新幹線 みずほ・さくら S1編成がトミカ化されています。新幹線車両単独はこれ以降ありません。6年も登場していない、、、と悲観する前に、これは新型の車両がなかったことによるものかと思われます。

ということは、N700S新幹線のトミカ化も十分にあり得る話ではありますが、登場から2年以上が経過しているため、可能性は少なそうです。ロングトミカシリーズが拡大されたとき(2021年)の新車にもなかったので、鉄道車両のトミカ化はまた避けられている時期なのかもしれませんね。今後に期待するのはアリだと思います。