トヨタグランエースはトミカになる?ならない?2023年3月号

トヨタ自動車が販売するフルサイズワゴン「グランエース」。海外向けハイエース(H300系)をベースにした車で、アルファード・ヴェルファイアよりも大きなボディーなのが特徴。また地域によって名前が異なり、オセアニアと台湾では「グランビア」、タイでは「マジェスティ」として販売されています。

国内では対象ユーザーが誰なのか、アルファードとのバッティングも懸念されたり、また価格が400万円オーバーと高価格帯でたることから、立ち位置が絶妙に不明な車です。芸能事務所の送迎車がアルファードからグランエースになったところもあるようで、その手のアルファードが切り替わっていくのでしょう。。発売は2019年12月と3年が経過したところで、中々個人所有のグランエースも見ることなく、いつまで販売されるのかは不透明。次期モデルやマイナーチェンジは行われるのかなぁ。。。この車の厄介ポイントはタイヤがLTタイヤ(小型トラック用タイヤ)指定というところだそうで、ここを改善すればある程度の売れ行きが伸びそうではあります。。。という感じの車ではありますが、強みは海外向けハイエースがベースなところ。

トミカは海外コンテンツを強化している段階なので、海外仕様はH300系ハイエースとして、日本向けにはグランエースとしてトミカ化をすれば一石二鳥な気がします。タカラトミーはこんな器用なことはできないので、このグランエースのトミカ化の可能性はどんどんと低下していく一方でしょう。