箱根登山鉄道3000形電車 (アレグラ号)はトミカになる?ならない?2023年10月号

神奈川県小田原市に本社を置く箱根登山鉄道が運行をする鉄道車両「3000形電車 (アレグラ号)」。

2014年にデビューをした箱根登山鉄道の最新型鉄道車両で、デザイナーは小田急ロマンスカー(VSE、MSE、EXEα、GSE)のデザインを手がけた岡部憲明氏。アレグラ号のアレグラの由来は姉妹鉄道提携をしているスイス連邦のレーティッシュ鉄道にちなんで、ロマンシュ語の挨拶が由来。ロマンシュ語はスイスの第4国語です。2015年には鉄道友の会のローレル賞を受賞しました。

箱根の顔とも言える鉄道車両で、小田原市の小田原駅と足柄下郡箱根町の強羅駅を結ぶ箱根登山鉄道鉄道線で活躍しています。同路線は小田急小田原線と直通運転を行っていますが、アレグラ号は小田急線には乗り入れを行っていません。線路は新宿駅や藤沢駅まで繋がっているので、東京都心部や湘南まで走ることはできるんでしょうね。保安装置云々とつっこまれそうですが。。東京メトロ千代田線やJR常磐線とも繋がっていて、霞ヶ関や取手までとかお話をすると、車両構造上不可なのはフロントに扉がない時点でわかることなのでふれません。夢のあるお話ですけどね。

そんな箱根の顔、アレグラ号ですがトミカになるポテンシャルは秘めていると思います。箱根は日本有数の観光地、温泉地ですから知名度も抜群。可能性は私鉄の鉄道車両の中では高いほうだと思われます。