非売品トミカ 日本赤十字社 ボンネット献血バス

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非売品トミカ

日本赤十字社 ボンネット献血バス の紹介です。

2020年以降配布。製造は2020年9月。初期ものは2018年頃から配布。

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こちらのボンネットバス、実は珍バリエーション。一見、日本赤十字社で献血をするともらえるいつもの非売品トミカ。

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裏側の企画元にご注目。中四国ブロック血液センター・大阪府赤十字血液センターと表記。2018年登場のボンネットバスは、企画元が関東甲信越ブロック血液センターだったので、企画元名義が違います。東日本限定だったのが、西日本でも登場と言った感じでしょうか。中身に変更はないので、言っちゃえばパッケージバリエーション。

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いすゞ自動車製のボンネットバスをベースとしています。この車種をベースとした献血バスのトミカの歴史は、意外にも2001年に埼玉県伊奈赤十字血液センターが大宮駅献血ルームを設立したときのものからスタート。これは今回の箱バリを入れると3例目になるでしょう。

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大宮駅配布以降は一時的にトミカの配布は中止していた期間があり、その頃は超レアもの扱いされていましたが、今ではバリエーションが増えているという珍事態。今日は珍珍うるさいですが、少々お付き合いくださいね。


配布休止の理由も理由で、これは一説にすぎないのですが、大宮駅ルームで献血された方が大宮駅ルームの外に出ると「そのトミカを高額で買い取ります」というコレクター、業者が多く、事態を重く見た日本赤十字社がトミカを配ることをやめてしまったという話があったりします。事実であれば、同じコレクターとして恥ずかしいことで、不快な思いをされた方には申し訳なく思います。なので今では、後日郵送方式や抽選方式で、その場でプレゼントももちろんありますが、少ない傾向にあるのかなとも思ったりしますね。鬼滅の刃でキメハラと言っている今、似たような事案が起きたら立派なトミハラです。

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緑のライン、赤十字などの印刷も、白いボディーの塗装も綺麗で、トミカとして完成度は高めの1台です。「愛の献血車」「赤十字血液センター」の文字も印刷されています。

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リアルな1台ですが、実在はしなかったとされます。資料がないだけというのも否めないので、少し曖昧な表現にしておきます。今では、同じくいすゞ自動車製の大型路線バス「エルガ」や大型トラック「ギガ」をベースとした車両もあるようです。

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リアのテールランプはまさかの彩色ありという完成度の高さ。献血に行ける方は献血に行きましょう。

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ルーフにも赤十字入り。

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シャーシ。