シャオペンP7はトミカになる?ならない?2023年11月号

中国の自動車メーカー、シャオペン(小鵬汽車 Xpeng Motors)が販売をするEVセダン「P7」。

シャオペンは中国最大級のIT企業、アリババグループの資本が入っている自動車メーカーで、テスラキラーと呼ばれています。拠点は広州市。今回取り上げているP7はテスラモデル3最大のライバルと言われています。

P7には2WDと4WDのモデルがあり、「X PILOT」というレベル3の自動運転機能も搭載されています。航続距離は706.5キロ。東京から青森県、岡山県ほどの距離となります。またシャーシはポルシェと共同開発したもので、走りはかなりスポーティーなんだとか。2020年の発売(中国国内)以来、日本での発売はなく、2021年にはヨーロッパ地域での発売が開始されている模様です。これもかなり情報としては少なく、イギリスのメディアが2020年にこの車を取り上げていますが、2021年のヨーロッパデビューのときにはEU外のイギリスには上陸しないようなことも書かれているので、ヨーロッパ=EU圏デビューということだと思われますが、これ以上の情報はありませんでした。NVIDIAと提携していたり、アメリカのシリコンバレーに拠点を持っている会社なので、中国で見られることは確かでしょう。そんな感じで、トミカ化の可能性はかなり低そうですね。海外専売の中国車シリーズとして登場してほしいなと思います。