ロングトミカ No.129 宇部興産 ダブルストレーラー

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ロングトミカ

No.129 宇部興産 ダブルストレーラー の紹介です。


〜2020年9月の新車〜

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宇部興産側からタカラトミーに「ダブルストレーラーのノベルティーを作りたい」と連絡をしたのが、トミカ化最初のやりとりだそうです。


パッケージ裏面の解説「山口県宇部市発祥の宇部興産は、化学製品や建設資材、産業用機械などの総合メーカーです。中でもセメントは日本有数の生産量を誇るスケールの大きな事業で、セメントの原料となる石灰石の鉱山や中間製品・クリンカーの工場と、瀬戸内海沿岸にあるセメント工場を「日本一長い私道」として知られる全長31.94kmの「宇部興産専用道路」で結んでいます。88トンもの積荷を運べる2両編成のダブルストレーラーは1台当たり1日に10往復してクリンカーなどを輸送しており、セメント生産のまさに大動脈として活躍しています。(2020年9月現在)」

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パッケージから取り出すと、3つに分かれています。それぞれに梱包されているのは、箱の中にトミカ3台入ってて嬉しいみたいな謎の気分を味わえます。

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それぞれを繋げて、ダブルストレーラーの完成。

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UBEのタンクの部分も、亜鉛合金で作られていて、かなりのずっしりさ。長すぎて、撮影ブースからはみ出してしまいます。

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タンクには特別な印刷とかはなく、「UBE」のみが装飾です。

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シャーシもそれぞれ違います。タンクシャーシの記載は、MADE IN VETNAM のみ。

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タンクはどちらも同じものですが、下についているものが違います。

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それによって、前のタンクとなるか、後ろのタンクとなるかの運命が変わります。

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トレーラーヘッドは、いすゞギガ。後ろ2軸のトレーラーヘッドはとてもお久しぶりで、平成期に新金型はなく、昭和まで遡ります。前もいすゞ自動車製のものでした。

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トレーラーヘッドのリアの作りが気になりますが、今後のバリエーションも期待できそうですね。

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ヘッドのシャーシにはISUZU GIGA と記載があります。

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いすゞギガ(2代目)のバリエーションはこれで3台目。真ん中が一番最初にレギュラーラインナップに登場したモデル(2016年)、右がロングトミカ用に大きくなったモデル(2019年)、そして左が今回の後ろ2軸トレーラーモデル(2020年)。これ、まだまだ増えそうですよね。いすゞ自動車もビックリでしょう。

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大きさは、今回のトレーラーが一番小さいです。

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他のトレーラーヘッドと比べると、そんな小さくはないので、トレーラーヘッドとしては適度なサイズでしょう。

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横からも。2軸だけあって、後ろまでしっかり作られていることがよくわかります。

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同じくロングトミカの中でもロングな、メルセデスベンツ シュナーベル式トレーラーと比べて。メルセデスベンツのトレーラーヘッドは小さすぎると言われ、あまり評判が良くないトミカですが、それの二の舞にならないよう、ギガは大きくなっています。

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トレーラーヘッドとしての長さは、メルセデスに郡内です。バランスを考えると、ギガかなと言ったところ。

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次に大きさ。ミシュラントレーラーなんて小さく感じます。

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シュナーベル式トレーラーと… シュナーベル式は長すぎて、撮影ブースからも余裕ではみ出てしまいましたね。